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【トレンド編】広告業界で働くギリZ世代がZ世代について討論してみた。ー2021ー

※2021年8月6日公開済

 

こんにちは!Z世代研究会です。

今回は「広告業界で働くギリZ世代がZ世代について討論してみた」ということで、自らがZ世代である入社1年目の社員に集まってもらい、トレンドに関してざっくばらんに話してもらいました!

 

同期2-1同期2-1

<今回協力してくれたCCI新卒1年目>

10代を含めたZ世代とは少しギャップのある点もあるかもしれませんが、20代前半の若者の「トレンド」をお届けします!

 

 

■🥇2021トレンドワード知ってる?

 

最近トレンドワードをオマージュして作られた広告をよく見かけますが、トレンドの全盛期ではなく、流行り終えた後に公開されるパターンが多く見受けられます。

タイムラグがあるゆえに、大人が若者のトレンドをキャッチアップしようとしてもどうしても実際のリアルな流行からはタイムラグが発生してしまい、その点に違和感を感じるという若者からの感想もちらほら聞こえてくるというのも現実です、、。

 

これは本当に若年層に刺さっているのでしょうか?

もう少し早い段階でトレンドをキャッチすることができたら、乗り遅れることなく広告をうてるのではないでしょうか?ということで、若年層のトレンドをいち早く掴むポイントを探っていきたいと思います💡

 

まずは2021上半期ティーンが選ぶトレンドランキングを参考に、どの程度知っているか、どこで知ったのか聞いてみましょう!

 

参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001448.000002955.html

 

 

2021ティーンが選ぶ「流行った言葉」

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◎TikTokで知った。

◎TikTokそこまで見ていないけど、「領域展開」とか「○○の呼吸」はアニメ見て知った。

◎大学生がTikTokよく見てて、後輩経由で知ることが多い。

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「大体知っているけど『顔面国宝サランヘヨ』知らない...でも基本的にTikTokで流行ったやつだよね。」

 

「TikTokあまり見ないけど、YouTubeのショート動画にたくさんTikTokが入ってきてるから、それ見て知った。ホームに出てくるからとりあえず見ちゃう。」

 

私たちギリZ世代は、自分から情報をキャッチしに行くというよりは、後輩や下の世代と関わる中でトレンドをキャッチしているようです。

今の高校生や大学生は、私たちの世代が常にInstagramを見ているように、TikTokを常に見ているようですね。

また、YouTubeでTikTokの動画を見ているのは新しい発見でした。

 

 

ティーンが選ぶ2021「流行ったモノ」

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◎食べ物系はTikTok経由で知った。

◎アイドル好きは「推し○○」を知っている。

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「地球グミはかわいい子が食べていて知ってるけど、ほとんど知らない。あとはおにぎりんぐと抹茶ラテとかかな。」

 

「capcutやDazz-フィルムカメラは知ってる。写真よく撮るから。」

 

「推しグラスや推しカチューシャはジャニーズ界隈で知ったかもInstagramやTikTokでピクニックしている人たちの動画や写真でよく見た。」

 

食べ物はTikTokで見たという声が多かったですが、その他はあまり知られていないようでした。

その他「推し」関係のものはジャニーズやアイドルが好きな人たちは知っているようでした。

このトレンドを見ると、Z世代には「推し」文化が浸透していることがわかりますね。

 

 

ティーンが選ぶ2021流行った「コト・ヒト」

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◎ジャニーズ好きは基本的に大半知っている。

◎TikTok好きは自然とトレンドをキャッチしている。

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「ライアー×ライアーやジャにのチャンネル、北斗や風磨とか、ジャニーズ多いね。なにわやトラジャも入っているし。推し文化がかなりトレンドに食い込んできているね。」

 

「俺TikTok好きだから、自分から情報取りに行くかも。トレンドつかみに行って『お前なに言ってんの?』って言うのを狙っている(笑)」

 

大学生のうちは年下世代と関わる機会が多く、無意識のうちにトレンドに触れていましたが、社会人になってからは年下世代とかかわる機会が減ったこともあり、若干トレンドに鈍感になっているようでした。

TikTokで自らトレンドを掴みに行くか、若い世代と関わることが、トレンドを知るうえで一番大事になってくるようです。

 

 

■流行った言葉に対してどう思っている?

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◎抵抗感はあるものの、自然と使うようになっている。

◎ウケ狙いなど、頭で考えてトレンドワードを使ってる。

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「流行った当時は正直「なんだこれ?」と思うけど、気づいたら自分も使うようになっていた。」

 

「若いなあと思う。中高生が使っていると何も思わないけど、上の世代が使っていると???と思う。社会人使う場面ないし。自分で言ってても引くもん。でもみんなが使うことで浸透していくんだろうね。」

 

「昔は頭で考えないで使っていたけど、今はウケ狙いたいときとかに使っているかも。ナチュラルに『おはようでやんす』とか言われてもびっくりしちゃうもん。」

 

流行り始めた当初は抵抗感があるものの、周りが使っているうちに自然と使うようになるようですね。

また、頭で考えてからトレンドワードを使用しているという点は、ギリZ世代の特徴なのではないでしょうか。

 

 

■SNSの使い方

日常からトレンドに触れているギリZ世代はどのようなSNSの使い分けをしているのでしょうか?前回とは違った意見が出たので、今回はそちらをご紹介させていただきます。

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FaceBook

 

「身近な日本人というよりは、海外の友達に近況報告や連絡に使っている。Instagramと同じくらいの時間開いているかも。TikTokでお互いのプライベート見せあうって、日本やアジアの独特な文化のイメージ。」

 

海外の友人がいる場合はFaceBookをフル活用しているようですね。それ以外の人は仕事のみの利用でした。

 

 

各SNS投稿ってそんなにしないの?

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◎社会人になってからは投稿頻度がグッと下がった

◎高校生の時はことあるごとに頻繁に投稿していた

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「社会人になってからより使用頻度が下がったかも。でも高校生の頃はめっちゃ発信してた。Instagramは飯食いに行った度に投稿してた(笑)」

 

「俺らの高校生の時って、Twitterが主流でInstagramやってる人って割と早い人だったよね。ちょっと下の世代が高校時代Instagramど真ん中だったんだろうね。で今がTikTokみたいな。」

 

高校生の頃は、ご飯を食べるたびにInstagramに投稿したり、「おはようございます」など中身のないことをたくさんTwitterでつぶやいていたようですが、社会人になってからは投稿がグッと減少したという声が多かったです。

また、各SNS使い分けはあるものの、高校時代にメインで使用していたSNSが世代間で異なる為、そこには今も大きなギャップがありそうですね。

 

 

■気になるインフルエンサー/芸能人はいる?

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Z世代は推し消費といわれるほど「推し文化」が私たちギリZ世代にもあるのでしょうか?

 

「神堂きょうかは、新しい動画がアップされていないかTikTokチェックしている。可愛くて面白いから見ちゃう。」

 

「VIVIとかCanCanのモデルから見ていく。可愛い人見つけて、たいていYouTubeの個人チャンネルやってるからそれをみて、そこからTikTokを見て、、、という感じで探している。逆にTikTokから行くこともある。続きはYouTubeで、みたいな。」

 

「コムドット信者多いよね。コムドット全体じゃなくて、個人が人気だよね。ゆうたの服装真似したりしている人が多い印象。1回誰が一番フォロワーいるか見たことがあるんだけど、結構差があってびっくりした。」

 

ちらほらはいますが、推しはいないようでした。

自分たちの1つ下の世代は推し消費が盛んに行われている、という声が多かったので、私たちとZ世代の大きなギャップはここにあるのかなと感じました。

 

 

■おわりに

同期2-1

2021上半期トレンドからもわかるように、TikTok起点で流行ったものがたくさんありましたね。

今の時代のトレンドはTikTokから生まれているといっても過言ではなさそうです。

トレンドをキャッチするには、

・TikTokを見る
・Z世代ど真ん中の高校生や大学生と関わる

ことが重要なようでしたね。

 

次回は、広告業界に入った1年目に「広告に関して」を聞いてみました!

 

「なんで広告業界に入ったの?」「入社前と入社後で広告に対するイメージ変わった?」など、就活生から社会人の皆様にも楽しんで読んでいただけるかと思いますので、ぜひ楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです!

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